絶景を求めて・・・蒜山三座縦走

きよぴー

2022年08月15日 18:22

2022年7月22日に、蒜山高原を見下ろす、蒜山三座を縦走してきました。

蒜山高原は、キャンプでも家族旅行でもよく行くおなじみの場所。

いつも蒜山三座を眺めながら高原を満喫していました。

いつか歩きたいなぁと思っていたけど、先に大山や他の山に気を取られ後回し。

でも、やっぱり歩いて山頂から、夏の高原を見てみたい!と思って、友人を誘って縦走してきました。


前日の夜中に出発して、犬挟峠の登山口駐車場に到着したのは5:30ころ。

登山口反対の斎場に綺麗なトイレが登山客用に開放されていました。

そこで準備を整えて、6:00出発です!



ツキノワグマ出没の看板。

登り始める前からいきなりビビらされます。



登山道は綺麗に整備されています。

少し雨上がりなのでしたがぬかるんでる。



歩き始めてすぐに、『山頂まで1時間40分』って案内がっ!

こんな先の案内看板要るのか?



すぐ横を見ると、永遠とも思えるような地獄の階段が続いていました。

おいおい・・・。



登り切ってあるいていくと「雲居平」という所に出ました。

もちろん一面ガスで景色が楽しめません。



1合ごとに案内ポストが立っています。

これ、あると目安になるけど、余計に疲れることもある。



7:25 下蒜山山頂1100mに到着。

もちろん、ガスで視界最悪、全く何も見えず。

おまけに小雨まで降ってきたので、立ったまま休憩してすぐに出発。



つぎは中蒜山を目指して歩いていきます。

一度下って、さらに上る・・・これを繰り返す縦走です。



ぐんぐん下って「フングリ乢」815mというところにやってきました。

この漢字、「タワ」と読むようです。

地形はコルと同じ・・・ですよね?



休憩を取らずにぐんぐん上り返して、中蒜山の登山口からの道と合流しました。

途中、鎖場もあって、上りも下りも思ってたよりもハードでした。



そろそろかな・・・と思って歩いていると、急に視界に人工物が。

中蒜山の避難小屋でした。

8:45 中蒜山避難小屋に到着です。



雨も降ってきて、おなかも減ったので、中で休むことにしました。

先客ご夫婦がおられ、少し離れて休憩です。

中は思ってたよりも広く、冬でも快適な感じです。



小屋を出て少しいくと中蒜山の山頂があります。

中蒜山は台地上の山頂なんですね。



小屋へ引き返してぐんぐん下っていくと少しガスが晴れてきた気がしました。

笹の原の中、遠くまで続いている稜線の道を見ると、「あぁ、こういうのを待っていたんだよ!」って叫んじゃいました。



中蒜山から上蒜山までは、市も蒜山から中蒜山までの半分くらいの上り返し。

でも、上りの後半はそこそこ急な鎖場の登山道でした。

上りも大変ですが、下りも大変そうです。



急に視界が開けらと思ったら・・・。

9:45 上蒜山山頂1202mに到着です。

一番視界が開けていない山頂です。

一番高いけれど、植生が違うため木が生い茂っています。



立ったまま休憩してすぐに下山。

下山途中にある「槍ヶ峰」を期待していたんですが、看板を見つけられず。

8合目あたりがそれっぽかったのですが・・・。



下り道を歩いていると、少しガスが晴れてきて高原が見え始めました!

こういうのを待っていたんだよっ!



しばらく景色を楽しみながら歩いていましたが、最後の樹林帯は地獄の階段が待っていました。

長く続く階段の下り、膝にきますね。



最後は林を抜けるといきなり牧場が目の前に。

これぞ高原!って風景にしばしポカーン。

10:50 上蒜山登山口に到着です。



牧場の中を歩いていくと、タクシーの看板がありました。

タクシー会社はここ1社だけのようです。



少し貧乏根性で「蒜山ジャージーランド」まで歩いていくことにしました。

ソフトクリームを食べて、タクシーを拾って・・・と思っていると、道の脇にタクシーが停まってる。

声をかけると、今は空いてるということで駐車場まで乗せてもらいました。

タクシーを呼ぶより少し安上がりで良かったです^^




ちょっと思い出動画。





上蒜山から昇るか、私たちのように下蒜山から登るか。

議論になりそうな問題ですよね^^;

便利さでいうと私たちのルートの方が、車が停めやすくて、最後は町の方に出るのでタクシーが拾いやすいのではないでしょうか。

出発前の綺麗なトイレも、飲み物の自販機ありますしね。



景色がほとんど見えなかったので、やっぱりリベンジしたい!

紅葉のころか、初雪のころにまた来ようかな。


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