三股登山口から蝶ヶ岳・常念岳を縦走!

きよぴー

2022年10月14日 18:22

2022年9月17日から18日にかけて、北アルプスにある蝶ヶ岳と常念岳に登ってきました。

今回は、私と職場の女性二人の3名で登ってきました。

もちろん、私は大きなテントを担ぐ役。

蝶ヶ岳は北アルプスの展望がスバラシイと聞いていたので楽しみでした。

なかなかハードな登山でしたが、大パノラマが楽しめた登山でした♪


駐車場到着は朝の5時。

仕事終わりに夜通し走ってやっと到着です。

でも駐車場は満車で、一つ下の駐車場へ停めました。

上の駐車場へ歩くだけで10分ほど。



そこから少し歩いたところにある三股登山補導所で登山届を書きました。

私たちが届を書いたのが7時20分くらい。



朝のキラキラした森の中を歩いていきます。

横に沢があり、本当にきれいな森でした。



ゴジラの木です。

うまい具合に医師が置いてあり牙のようになっています。

ここはちょっとした休憩場所になっていました。



休憩を挟みながら登っていくと、「まめうち平」という広い休憩場所に出ました。

ゆっくり歩いて、ここで9時くらいです。



木々の間からは、常念岳が見えていました。

大きな岩の塊のような山。



11時半過ぎに、突然森林限界を超えて目の前が開けてきました。

ここまでくれば、あともう少し!



稜線に出ると、蝶ヶ岳ヒュッテと常念岳、その向こうの大天井岳までよく見えています。

いや~、テンション上がりますよね、こういう景色。



テン場が狭いと聞いていたのでちょっと心配でした。

運よく広い場所が空いていたので、さっさとテントを張りました。

今回は3人なので、ヒルバーグのナロGT4。



曇り空で時々ガスが出てきますが、北アルプスの絶景パノラマは良く見えていました。

いや~、登ってきた甲斐がありましたよ。



テントを張って、少し休んだ後は山頂付近を散策です。

散策といっても、平たい丘のような山頂なので歩きやすいです。



散歩の後は、もちろんビールで乾杯♪

ヒュッテの自販機で買いました^^



夕食は鍋。

少し風が冷たいので体が温まります。



早めにご飯を食べたので夕食後は、ノンビリ景色を楽しみました。

皆さんも、あちこちに座り込んで、暮れ行く陽を見つめていました。



だんだんと空がオレンジに染まってきました。

槍ヶ岳もよく見えています。

やっぱり穂高のシンボルですね~♪



夜はぐっすり寝ました。

翌朝は雲海で下界は全く見えず。



お天気はまずまずで、7時にはテントをたたんで出発しました。

いよいよ常念岳へ向かいます。



蝶槍に到着したころから少し小雨が降ってきました。

レインウエアを着て歩き始めました。



途中にハシゴもあって、アルプス初心者の知人も良い経験になったと思います。

この後1時間くらいで雨はやんで、頭上には青空が出てきました。



ん?

休んでいると何かが動いた!

よく見ると、オコジョ?かな?



常念岳への上りが始まりました。

まさに天を貫く大岩のごとくそびえています。



時々濃いガスに視界を遮られます。

でも、ガスが晴れて目の前に再び常念岳が現れたときは、おぉ~と言ってしまうくらいの存在感。



高度を上げると岩も大きくなっていきます。

そろそろ土が無くなり岩場の上りになるころ。



いよいよ山頂が近くなりました。

山頂にいる人が小さく見えだすと、ワクワクしてきます~♪



ヒュッテを出てから4時間半。

11時半頃に常念岳山頂に到着しました。

山頂は狭く、少し降りたところでお昼ご飯の休憩です。



山頂を後にして、前常念岳を目指します。

ここが常念小屋との分岐点。



左右は切り立った崖。

まさに天空の道!!



前常念岳までは、ゆるい下りが続きます。

もう少し景色が楽しめればよかったんだけど・・・。



下りの途中でライチョウ発見!

なんだかラッキーな予感^^



避難小屋まで下りてきました。

なかなかスリルのある下りでしたよ。

常念岳山頂から1時間くらいです。



ここから下り地獄の始まりでした。

グネグネつづら折れの下りが延々と続きます。

一緒に行った同僚はかなりしんどそう。

ペースも落ちて、6時間ほどかかりました。



蝶ヶ岳への道との合流地点におりてきたのは20時ころ。

ヘッドランプを点けて、すっかり夜でした。




ちょっと思い出動画です。












久しぶりの3000m級の登山。

なかなかハードなルートでしたが、やっぱり景色が違う!

登ってきてよかったなぁ~と思う景色が見れました。

キャンプでノンビリするのもいいけど、ハードに山に登るってのもイイ!

今年もあと少しですが、もう少し楽しみたいと思います。







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