赤岳鉱泉小屋へ

きよぴー

2009年01月06日 22:55

2008年12月30日~2009年1月1日まで八ヶ岳に冬山登山に行ってきました。

出発して1時間ほどの美濃戸山荘で最初の休憩。
美濃戸山荘からは、北沢と南沢の二つのルートがあります。

私達が今回歩いたのは北沢のルート。
オジサンに教えてもらった楽なルートです。

以前来た時は南沢ルートを通って行者小屋に行ったっけなぁ~と10年前を思い出しました。

そういえば、9年前にも山岳会の方々と来たっけな。
そのときは、鉱泉小屋から歩いて凍った滝に行ったなぁ。
そして、アイスクライミングを練習させられたなぁと懐かしい思い出がよみがえってきました。


これは私ではアリマセンが・・・当時はこんな感じでした。
北沢ルートは、まずは1時間ほど林道を歩きます。
林道なので、あまり凹凸のない平坦な坂道です。

 

少し休憩を挟みながら1時間ちょっとで林道の終点に到着しました。
相変わらず腰が痛いですが、腰が痛くない姿勢を見つけながらのトレックです。

先ほどの美濃戸山荘の方が車で来られていました。

右の赤い橋を渡ると、いよいよ本格的な登山道となります。
休憩をとらずにそのまま登山道に入りました。

空は快晴!
歩いていて暑いくらいの気候となりました~。



橋を渡ると、小さな標識がありました。
右に行くと赤岳鉱泉のまき道。
左に行くと普通に赤岳鉱泉への登山道です。

わざわざまき道を通る必要も無く、トレースもほとんど無いので当然左の道を進みます。

雪山登山でなにが一番大変かというと、雪が降った後の新雪のラッセルが大変なんですよね~。
それに地図が読めたり、登山道に詳しくなくては、雪で登山道が分かりにくかった場合、最悪遭難となってしまいます。

私達が入った時には、すでにトレースがあったので大丈夫でしたが・・・。
すでにあるトレースもいい加減な場合もあるので注意が必要ですが(^^)




数段の階段もあります。
日陰なので凍っていました。

まだアイゼンを付けるほどではないので、一歩一歩コケないように慎重に歩いていきます。



小さな沢渡りに橋もかけられています。
これでコケたらドボン・・・^^;
シャレにならないですからね・・・。




沢を覗き込むと、水は澄んでいますが川床は赤茶けています。
これが赤岳鉱泉の由来なのかな?

なんて思いながらのトレック。

いろいろと考える余裕があるトレックは楽しい~♪
しんどいだけじゃツマラナイですからね~。



前を歩く友人。
スパッツもいらないくらいの積雪量。

これくらいだと子供も来れたかな。
そのうち子供と一緒に雪原を歩いてみたいな。



林道の終点から1時間半ほどかかって、ようやく目の前に八ヶ岳の山々が見えてきました。
横岳です。
にょきっと天に突き出ている岩は「大同心」(ダイドウシン)と呼ばれています。
その横には「小同心」も。



林道終点から約2時間もかかって赤岳鉱泉小屋に到着しました。
コース平均タイムは1時間10分なのに・・・(汗)

小屋に到着すると、目の前に現れた人工物にびっくりです!







な、なんやあれ~!









なんと、足場が組まれてフリークライミングとアイスクライミングの練習場がありました~。

皆さん、ザイルで確保しながら登っておられました。
どこかの山岳会の方々のようです。

昔を思い出します(^^)

 

こんな絶景の中、アイスクライミングをしたら楽しいだろうなぁ~♪
私ももう一度やってみたくなりましたが、今は腰痛が・・・アイタタッ・・・。

それにしても今日は風がキツイ。
夜は荒れるかな・・・。



もう14時を過ぎてお腹も減ってきたので、テントを張っておやつタイムにすることにしました。

つづく。

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