夏の八ヶ岳へ~♪

きよぴー

2010年08月17日 23:22

2010年8月12日から15日まで、長野県の八ヶ岳へ夏山登山に行ってきました。

ここは去年一昨年の冬にも来ているなじみの場所。
その昔、友人とも来て、山岳会のアイスクライミングの修行でも来て・・・5回目の八ヶ岳です^^

でも・・・夏の八ヶ岳は恥ずかしながら初めて^^;

今回はこちらのご家族と一緒にのんびり登山に行ってきました!

8月12日は、山へ行くために有給を取っていましたが、台風のため出発を1日ずらすことにしました。
午前中は、自宅の掃除などを少々。
午後から出発しました。



待ち合わせの多賀SAでは激しい集中豪雨がありました。
こんなんで明日から登れるの~と思っていると、SA付近で事故が^^;

17時を過ぎた頃、無事合流し名神を名古屋方面へ向けて走ります。
岐阜辺りからは青空が見えてきました^^

さぁ、中央道へ入り、もう一息です!



中央道へ入ると19時過ぎ。
子供がお腹が減って来たというので、PAへ入り夕食を食べることにしました。

元々山で食べるように切っておいた野菜に、肉団子を入れた野菜鍋を作って食べました。
もちろんガスバーナーで作りましたよ~。

PAでプチキャンプ気分~♪
すでにこれだけでも満足した気分になれました^^



安い肉団子でも、外で食べるとウマイね~^^



夜の中央道をひた走り、深夜0時を回ってから高速を下りることにします。
お盆は平日扱いなので、ETCでは深夜割引を使います。

諏訪南ICを下りたのが2時頃。
近くのコンビニの駐車場で仮眠し、再び起きたのは5時前でした。

コンビニで軽く朝食を食べてトイレも済まし、準備が整ったところで八ヶ岳へ向けて出発です。

全体的にどんよりとした曇り空ですが、幸い八ヶ岳にはガスがかかっていないようです^^
台風一過を期待してるんだけどなぁ~。



美濃戸口へ到着すると、そこからさらに奥へ車で入っていきます。
冬期も入れるのですが、FF車では難しかったこの道も夏なら通れます。

歩くと1時間ほど。
車なら10分少々で美濃戸へ到着です。

ここには駐車場があり、全体で100台くらいは停めれるようです。
2泊3日で駐車料金は3000円です。

ん???冬期よりも高い気がする・・・^^;
夏場は人が多いので、商売っ気が出るんでしょうな~なんて。

美濃戸口に車をおいても、これくらいは取られるのであれば、こちらの方がマシですのでここに車を置きました。

さっそく準備を整えて、7:40に出発です。



美濃戸山荘に売っていた、冷たく冷やした野菜が美味しそうです^^
それを横目で見ながら出発していきます。



今回も冬期同様、北沢を登っていくことにしました。

美濃戸からの登山道は、北沢と南沢があります。

南沢は、樹林帯のなかを通り行者小屋へ到着しますが途中の展望はほとんどなし。
延々と岩がゴツゴツした道を登っていきます。

これに対し、北沢は、初めの1時間ほどは整備された平坦な林道を歩き、そこから1時間は登山道を歩きます。
登山道は沢の近くを歩き冷たい風が心地よいですし、なにより途中からは大同心・小同心などの景色がよく見えていて、歩いて楽しくなってきます。
到着は赤岳鉱泉小屋へ到着します。

私的には、歩いて楽しい北沢がいいと思っていますので、今回もこちらを歩きました。



時々、管理の四駆が通ることもある北沢の林道。
平坦な道を少しずつ登っていくので、最初の体馴らしにはもってこいです。

森の中を歩いたり、沢の音を聞きながら歩いたり・・・楽しいアプローチルートです~♪



8:50、出発から1時間ちょっとで砂防がある堰堤広場に到着です。
ここまでで、ほぼルートタイム通り。

ここはちょっとした広場のようになっており、休憩にもってこいの場所です。
大人たちはザックを置いて、汗をぬぐっていましたが、子供たちは橋でじゃんけんをして「グリコ・・・チョコレート!」などと遊びまわっています。

元気ですね~子供たち^^;
もっと荷物を多くしてやればよかった・・・。

 

沢が増水しているときは、標識の右側のまき道を通りますが、今回は左側を通ります。



北沢の登山道は、少し石がゴツゴツしていますが、よく整備されています。
足馴らしには、ホントにちょうどいい感じです。



テープが木に巻きつけてありますが、まず間違うことはないと思います。
ゆっくり汗をあまりかかずに、気持よく登ることができます。



途中には橋がかかっていたり、沢の水を触ることができたりと、変化に富んでいて登山者を飽きさせません。
なので、ちょっと寄り道が増えてしまい、時間がどんどん過ぎてしまうことも・・・^^;

 

10:20、本来ならすでに鉱泉小屋へ到着している時刻ですが、寄り道があったり、ゆっくり登っているのでこんな時刻に^^
まぁ、焦ることはない、まったり登山なのでこれでいいんです~♪

目の前には、硫黄岳から横岳までの稜線が飛び込んできました。



清らかな水の流れと光り輝く緑が美しい八ヶ岳の森。
曇り空でも歩いていて楽しくなる道、ステキです^^



11:00、ようやく赤岳鉱泉小屋へ到着しました。
冬場は、アイスクライミングの大きな氷の壁があったのですが、夏場は解体するのかな?ありませんでした。
ちいさなクライミングウォールはあるのですが。

夏場の鉱泉小屋は、冬場に比べるとテントも少なく、ちょっとさびしい感じがしました。




ここで、お昼前ですが、軽い食事を取ることにしました。
天気がよければここを拠点に、赤岳や天狗岳などプチ縦走ができるのですが・・・お天気は良くないようです^^;

テーブルが3つほどあり、幸いどなたも使っていませんでしたので、荷物を広げて休憩させて頂きました。



冬にも利用させていただいた場所ですが、冬と違う雰囲気に少々戸惑いを感じました。
人気も少なくて、北沢を利用する人は少ないのでしょうか。



ちょっとだけ小屋の紹介を。

飲料水は、蛇口から溢れている湧水が飲めます。
「蛇口は開けっぱなしで」と書かれており、水は豊富なようです。

この水で、ビールが冷やされていました。
冷たく冷やされたビール、美味しいだろうなぁ~^^

トマト200円、きゅうり100円、瓶ビール800円!(瓶ビールなんて、山小屋に合ったのがビックリです^^)
缶ビール500円、氷結500円、ジュース300円でした。
中では軽食が食べてるので、日帰りの方は重宝しますね。

今回は中に入りませんでしたが、冬期にはここではザックや登山靴が売られていました。
小屋の方に聞くと、登山に来て、急にザックや靴が壊れる方もいるんだとか・・・。
そうはなりたくないですね~^^;

   

ちょっと笑ってしまったのが、BBQエリア?があったことです。
コールマン!?のBBQ台が3つ。
手書きのメーカーロゴが少し笑えました^^



夕食2000円、朝食1000円でテント泊の方も食事が注文できるようです。
ちょっと縦走でインスタントに飽きてきたなぁ~という場合にはこういう小屋の食事がいいですね!
知っておいて損はない情報かと思います^^

あと、ここは壁に囲まれて快適なので・・・ここで寝ないように!との看板がありました。

 

さて、ちょっとお腹もふくれて、もうひと頑張りです!
向かった先は・・・^^



トイレ!ではありませんよ~。
この後は続きます、次回のレポをお楽しみに^^

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