ちょっとお出かけ・・・。

2009年10月24～25日に、奈良県と三重県の県境にある、明神平・桧塚へ行ってきました。
桧塚は関西百名山の一つです。

今回は、この方が幹事となり、この方やこの方、あの方、さらにこの方もご一緒でした～＼＾0＾／

出発前から天気予報は下り坂。
ちょっと雨模様の登山になりそう～と思っていましたが・・・生憎のお天気＾＾；

しかし、霧に煙る紅葉もまたなかなか見ごたえのあるものでした！

明神平で過ごしたステキな秋の週末です。

途中にあった登山道通行止めの看板。
どうなっちゃうんだろ～と不安でしたが・・・。



到着した登山口の空き地には、多数の登山者の車が停まっていました。
ここには30台くらい停めれそうですが、基本的には工事現場。

なので、平日はちょっとムリかも知れませんね。
ここへ車での細い道路でも、林業の方々がトラックに切り出した木材を積んでおられました。
ここは、地元の工事車両や、お仕事の車を優先に＾＾



9：10　準備ができて、バックパックを背負ったら駐車場を出発です！



まだまだ青い葉の森の中を歩いていきます。
曇り空だけど、気持ちのいい少しひんやりとした空気。

マイナスイオン全開です～＾＾



10分ほど歩くと、登山届けのBOXが見えてきました。
ここまではコンクリートの道ですが、ここからは本格的な登山道の始まりです。

　

看板にあった、台風被害の登山道が出てきました。
深くえぐられた登山道はかなり危険です！

細い板が橋として渡してありましたが、私はザックを入れると100ｋｇ以上となるので渡りませんでした＾＾；
安全な登山を楽しめるよう、一日も早い復旧を願っております。

　　

10：30　ミョウジン谷到着です。
ここでちょっと休憩です。



休憩の合間に、少し登ると綺麗な明神滝がありました。
周りのモミジもほんのりと色づき始めていました。

標高が上がっていくのが感じれる瞬間です。



この滝以降、色取り取りの落ち葉の絨毯を歩いていきます。
所々ハッとするような紅いモミジに出会い、ついつい顔がニヤけてしまいます＾＾

何度か沢を渡り、つづら折れを登っていきました。

　　

11：20　水場に到着です。
沢の水を汲んで山頂を目指して、もう一息！！



水場から10分と歩かないうちに、今日の幕営地の明神平に到着です。
強い風と濃い霧のお出迎え。

う～ん、先が思いやられるゾ＾＾；



とりあえず、テントを張ってまずは昼食です。
私はパンとミルクティーで簡単に済ませました。

今回は、久しぶりにMSRウィスパーライトをもって来ました。



13：05　昼食後、明神岳、桧塚へ向かって出発です。
雨具と水を持って、霧の中へ。



13：30　霧が濃くなる中、明神岳1432ｍへ到着しました。
ここへは稜線を歩いていくだけなので、さほどアップダウンはありませんでした。

　　

さて、ここからは少し下り。
桧塚を目指します。

「桧塚奥峰50分」の看板にちょっと戸惑いながら・・・＾＾；

ここでも10名くらいの登山者とすれ違いました。
こんな天気でも、登ってこられる方々が多いのにびっくりです！

　　

14：50　関西百名山の一つ、桧塚1402ｍへ到着です。
50分とある所を、80分かかりました。

まぁ、急ぐ登山でもないので、ゆっくり霧の紅葉を楽しめました♪



桧塚山頂にある三等三角点。



天気がよいとすばらしい景色が広がるんだろうなぁ～。

と、しばし天を仰ぎ見ますが、霧は晴れず・・・＾＾；



15：15　桧塚奥峰1420ｍに到着です。
立ち枯れた幹が印象的な奥峰。

ここも天気がよいとパノラマが楽しめるんだけれど・・・こんな霧の中の立ち枯れた幹は少し不気味。



三重県最高峰の地にて。



奥峰を後にして、明神平へ下山しました。
帰りは少し小雨も降りだしてきましたが、霧と雨のおかげで艶やかな紅葉が楽しめました♪

　　　　


16：30　明神平に下りてくると私達と反対側の林の中にテントが増えていました。
みんな風を避けて、林の中を選んでいるんでしょうね。

私達は、どうやら風が一番吹き抜ける場所にテントを張っているようです＾＾；

風と雨が強くなってきたので、山小屋の軒下で寄り添うように夕食を食べました。

今夜の夕食はすき焼き。
甘辛～いいい匂いが食欲をそそります＾＾
〆はラーメンを入れて完食です！



夕食が終われば、みんなでお酒でも飲んで、今日の登山の話でも・・・と思いましたが・・・。
生憎の悪天候により、19：00前にはそれぞれのテントに入ってしまいました。

おなかも膨れているので、シュラフに包まっているとすぐに眠くなってきます。
こんな時間に寝ると、長い夜になりそう＾＾；

明神平の秋の夜はこうして更けていきました～。