ちょっとお出かけ・・・。

2008年10月11日～13日に、子供と一緒に穂高連峰の涸沢カールに行ってきました。

木谷橋を出発してから1時間で休憩。
そこからさらに1時間ほどで涸沢カールに到着です。

先ほどの休憩地点から15分ほど歩くと涸沢の小屋が見えました！

さぁ、テンションも上がってきたので、もう一踏ん張り～！

涸沢への道は、小屋が見えてからが正念場です（笑）

「あっ！小屋だ～！！」って思っても、道はジグザグに登っていきます。
山はそういうものなんです・・・。

しかも登山道は階段状になっていて、足にくる～（涙）
そんなところでも、子供達はヒョイヒョイっと登っていきます。

子供達の適応能力の高さに驚きました！

でも～！私も負けてはおれません。
子供の前に回って写真を撮ろうとしますが、なかなか。
なにせ、子供を追い抜かすと、さらに子供達は負けん気満々でスピードアップ～。

やめてくれ～。



最後のツライ登りも、辺りを見渡せば綺麗な紅葉の中！



下を見れば、今登ってきた谷が錦で覆われていますよ～。



15：20　涸沢ヒュッテとテン場の分岐到着。

木谷橋から、実に2時間半！
よ～頑張りました～。



一足先に着いたので、ちょっと休憩。
みんなを待っている間、ふと山の方を見ると、紅葉の木々の間から北穂高が見えていました。
尖がっていて、険しそう。

槍ヶ岳は登ったことはあるけれど、穂高は登ったことがない。
あこがれますが、下からのんびりピークを眺めるのも一興です。



上を見れば穂高の急峻なピークたち。
下を見れば、錦の絨毯が広がっていました。
その真っ只中で、ゆったりした時間が流れていくのを感じる幸せ。
至福の一時です。

遠くに見えているのは常念岳。



piyosukeさんが来ないけれど、とりあえずテン場確保のため出発です。
どうしたんだろう？
ちょっと心配です。

5分ほどでテン場に到着です。




テン場に着いてびっくり！




なんじゃこりゃ～！！！





悲鳴に近い叫び・・・。




岩場のテン場が、テントで埋め尽くされていました。
皆さんも、雑誌などで一度は見たことがあると思いますが、これが涸沢のテン場。
私も何度か山には登っていますが、山の中でこれほどのテントを見たことがありませんよ～！！



皆様、涸沢の人気、侮るなかれですゾ！




30分ほどして、piyosukeさんも合流してきました。
でもテン場が～・・・。

少し外れの方にテントが２つ張れそうな場所を見つけたので、そこに設営することにしました。
ちょと斜めになっていたり、岩がゴツゴツしていたりするので、ちょっとでもいい場所で寝たい人は早めの到着を目指しましょう！

17：00過ぎになり、陽が山の向こうに沈んでいきます。
最後に山の頂上を照らして暮れていきました。
こうなると、山の気温はグングン下がっていきます。

今日は疲れもあるので、それぞれのテントの中で食事をして早目に寝ることにしました。






食事の後、18：00過ぎにテントの外をちょっと覗いてみると・・・。




うわっ！すごい眺め～！！




左の谷からガスがモクモクと沸いて、テン場を覆っていく途中でした。
灯りに照らされた、カラフルな山テントの数々。
月夜に照らされたカール。


これが雲上の楽園！