ちょっとお出かけ・・・。

2008年10月11日～13日に、子供と一緒に穂高連峰の涸沢カールに行ってきました。

昼間っからテン場でお酒を飲んで、ミニ宴会。
涸沢の陽だまりでのお昼寝をしてると、子供達が外で誰かと話をしているのを聞いて起きました。

誰と話をしているんだろう？

気持ちよかったのですが、ちょっと気になりテントから顔を出してみると・・・。

「こんにちは！」・・・このお方でした。

piyosuke家の子供さんを見て、ひょっとして・・・とテントにやって来られたそうです。
この広い日本、しかも、ココ涸沢で出会えた奇跡！
ブログやっててよかったなぁ～って思えた瞬間でした。

今回はソロで来られたようです。
私達のテントと反対側の端っこにテントを張られていました。

お話をしてると、ちょっと寒い。
太陽がそろそろ山に隠れだし、カールに陽が当たらなくなってきました。

寒くならないうちに、子供達との約束のために涸沢小屋へ向かうことにしました。



子供達は、さっさと走って涸沢小屋へ。
石の階段も走って登ります。
どこまで元気なんや～。



涸沢小屋の大展望テラスで写真を撮って、小屋の中へ。

　　


コレがお目当てでした～。
涸沢小屋のソフトクリーム500円ナリ！



寒い中のソフトクリーム、美味しいですね～。
たくさんの方々が、涸沢小屋の大展望テラスでビールやラーメンを食べられていました。
ココから見るテント村も迫力の景色ですよ！



夏以外はあの大きなパフェは無いそうです。
今回はソフトクリームで我慢してもらいました。



冷たいものを食べると、トイレが近くなってきます。
テントに戻る前にトイレへ。
ここも当然チップ制。
1回100円です。

トイレの横からは、奥穂高への登山道がありました。
登りたいなぁ～オクホ。




子供が「写真を撮ってあげる」というので撮ってもらいました。
なかなかいいフレーミングです。
でもカメラを落とさないか、ハラハラドキドキ・・・。



16：00近くになって気がつくと、空には一面のうろこ雲。
今夜はちょっと星は見えないのかなぁと思いながらテントへ戻りました。



今夜は残っているワインでガマンしよ～と思っていると・・・。
懐に大事そうにビールを抱えたpiyosuke-papa。
いや～飲みますねぇ～（笑）



カールの上には秋の高い空。
雲が流れて行きます。
傾きかけた陽に照らされた雲とカールのコントラストが、夕方の寂しさを感じさせてくれます。



夜になって慌てるのがイヤなので、テントの張り綱の張りなおしとチェック。
寒い夜に、テントの外に出てテントの補強をするのはイヤですし、ゆっくり寝てられないですからね。



さらにテントの中の整理。
このテントは4人用ですが、荷物を入れると3人までがいいくらい。
テントを買うときは注意しましょう！
○○人用となっていても、それだけの人数で寝ると荷物の置き場がありませ～ん。



カールの谷から見えている常念岳が、今日最後の陽を浴びて光り輝いていました。
夕方の山の静かな佇まい。

夜を迎えるための準備も忘れて、山を見入ってしまいました。



17:00前になって、今夜の晩御飯を作り出しました。
今夜は、最後のレトルトカレー。
子供と二人で2合を炊きました。

またいっぱい食べるのかなぁ～。
ちょっと心配（笑）


ご飯を炊いていると、カールの上の頂にも陽があたって輝いていました。
こんな綺麗な景色を見ながら食べる涸沢最後の夕食。
いいなぁ～やっぱり山は。



何年たっても、こんなメニューから抜け出せない・・・。
万年貧乏登山家っ（笑）



子供は今晩も鍋にがっついて食べました！
たくましく育ってくれてます～。

将来有望ですわ（笑）



ご飯を食べてお腹がいっぱいになると、子供はすぐに眠くなってきたようです。
piyo家はまだご飯中でしたが、我が家は早々にテントの中に入らせていただきました。

子供の横でウトウトしていると、いつの間にか19：00を回っていました。
テントの外はもう真っ暗。

テントの前室から顔を出すと、月が綺麗に出ていて、カールを照らしていました。


　　

月に照らされたカールも神秘的。
今夜は、昨夜よりも少し暖かいようです。

周りのテントも、灯りのついたところは少なく、山の夜は静かにふけていきます。

みなさん早寝ですね。
明日は私達と同じ、下山なのでしょうか。



明日も早起きしてモルゲンロートが見れたらいいな。
腕時計のアラームを3：00にセットして再びシュラフにくるまりました。

つづく。